思い出したくないことですが、少し落ち着いたので去年の秋の旅行のことを
書きます
　10月にANAが初めてオーストラリアのパースに直行便を開設したというので、
開設10日後の便でパースに行きました。
5日間の短い期間でしたが、たっぷりパース周辺の素晴らしい景観を楽しみ、おいしい食事も終え、帰りの便に乗るため空港に向かいました。

夜　21：45発の便でした。19時にホテルを出て、空港に19：30に到着しチェックイン。
20：00には手荷物検査も終えてゲートの中へ、時間がたっぷりあったのでコーヒーを飲んだり。土産を追加で買ったりしてくつろいでいました。21：30頃になって案内放送で点検のため出発が30分ほど遅れるとのことでした。
それでも22：00前には飛行機内へ乗り込み、少しの遅れで帰られるかとほっとしました。ところが30分経っても一向に飛ぶ様子がなく、一時間後に機内アナウンスでエンジンの調子が悪く、欠航との連絡がありました。飛行機を降り、預けていたトランクを引き取って、チェックインした列に並びなおしたのが、12：00少し前です。
代わりの飛行を手配するのでそのまま待つようにとのことです。1時間たっても連絡はなく、ようやくビジネスの客に変わりの便、シンガポール経由成田行きの手配が始まりました。また現地の客には、翌日以降の便を手配するので自宅に帰るように連絡があったようです。ラグビーワールドカップの応援に行く人が大勢いました。
残ったのは日本に帰るエコノミーの客で、約50人がそのまま立って並んでいました。
2時過ぎになってどうなっているのか尋ねたところ、代わりの便は無理なので、翌日以降の便になるとのことで、今宿を探しているとのことでした。
深夜に座るところもなく高齢のひとは苦しそうにしていました。
30分ほどしてもそのままで、今度はホテルはとれたが、移動手段を手配中とのことです。一部の客が怒り始め、各自でタクシーで行くからあとで精算するように交渉。

ようやく、3時過ぎにタクシーでANA指定のホテルに向かいました。
町中からは外れた、古い7階建てのホテルで、シーツもじっとりしていたのを思い出します。シャワーを浴びようやく床に就いたのは4時頃です。

次の日の同じ便で帰ってくることができました。

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　　　　　　　　cutiejun